先日、ぷらいべったに『コリンさんとタロくんの、コミコン帰りの飛行機でのお話』(2017年8月13日付)というEntertainment Weekly誌の記事和訳を投下していたんですが、さらに内容がプラスされた完全版が出ていましたので、改めてそこも加えて訳してみました♡ もう本当に可愛いふたりなので、よろしければぜひどうぞ♡ (なお、記事内で公式トレーラーに出ている内容について言及されています)

元記事はこちらです♡ (KMGCのネタバレ画像が掲載されていますので、ネタバレを避けている方はご注意くださいね)

(以下拙訳。今回の追加分は青字になっています)

2015年公開の『キングスマン』は、いろいろな意味で魅力的な作品だが、何より不良少年から洗練された紳士的なスパイへと成長したエグジーと、そのメンターであるハリーの、深い信頼で結ばれた親しい関係こそが観客の心をしっかりとつかんだ。ハリーは、前作で暴力的な死を遂げたかのように見えたが、さらに激しさを増している今作で、ふたりは再びタッグを組む。主演であるタロン・エジャトン(27歳)とコリン・ファース(56歳)が、ふたりの復帰について語ってくれた。

インタビュアー:ハリーが続編で復活することはご存知でしたか?

タロン:ううん。たぶん、誰も知らなかったんじゃないかな。

コリン:(マシュー・ヴォーン監督から)前作の時点で、はっきりと言われていたからね。「きみが演じている役は死ぬから。しかも、かなり酷い感じで」と。それに関して救済措置はないはずだった。だが、やがて、どうやったらハリーを復活させることができるかという会話が少しずつなされるようになったのだよ。

インタビュアー:どのような「可能性」が話し合われたんですか?

コリン:まあ、「実は悪い双子がいる」パターンは一度も話に出て来なかったよ。あまりにも陳腐だし、そもそも「コリン・ファース」を復活させることが目的ではなかったのでね。ふたりのキャラクター同士の間にあった、あの関係を取り戻すことが大事だったのであって。

タロン:うん、その通りなんだ。エグジーと、オビ=ワン・ケノービを思わせる父親的存在との関係性。前作でも、まだまだ描かれ足りなかったと思うしね。

インタビュアー:前作が公開されて、人生は変わりました?

タロン:おれ、あれが初めての映画だったからなあ。仕事という意味で、おれの人生はもう、ぜんぜん違うものになったよね。それはもう、根本的なところで大きく変わったよ。

コリン:うむ。撮影が始まってすぐのころ、なにもかもが新鮮だと言っていたきみを覚えているよ。それに対して「実は、わたしにとっても新しいことばかりだよ」と答えたこともね。自分がアクションをする日が来るなんて思ってもみなかったから、ひどく奇妙な感じがしたんだ。人間は、もう自分の限界に達したなんて思ってはいけないということを、この年齢になって感じ始めているよ。50歳を越えてから、こんなにも肉体的に大変な役をやることになるとは思ってもみなかった。

タロン:いままで、あんまりバラしたくなかったから言わないできたことがあるんだけど……もう、トレイラーにもそのシーンが入ってたからいいかな。えっと、今回の作品には、おれたちふたりが並んで共闘するシーンがあるんだ。前作では、って実際の撮影に入るまえの準備期間中のことだけど……おれたちのうちのどっちかが、くたびれ果てた様子で、痛みをこらえながら汗くさいジムから出てくると、もう片方が入っていく感じだったんだよね。ひとりは「ああ、きつかった…!」って出てきて、もうひとりは「んじゃ、おれ行ってくるね」ってすれ違う、みたいな。んで、今回はなにが楽しかったって、スタントのトレーニングをふたりで一緒に受けられたこと。もうね、本当に楽しかったんだ。

コリン:ああ、本当にきみが言うとおりだよ、タロン。準備段階に関していえば、それが前作と今作での、もっとも大きな違いのひとつだろうね。

タロン:そういうキツい撮影のこととかを思うと、あなたがパートナーで、本当によかったよ。おれ、学校でラグビー・チームのメンバーを選ぶときに、1番に選ばれるような子じゃなかったもん。

コリン:ふむ。わたしは、そういうとき最後にようやく選ばれるような子供だったよ。まったく、似たもの同士の運動音痴ふたりだね。しかしまあ、世界的なアスリートでもあるスタントマンたちとまた一緒にトレーニングするとなると……最初の1ヶ月ぐらいは、身体的に苦痛なだけではなく、すっかり自信を失ってしまうものだね。

インタビュアー:今作では、ジェフ・ブリッジス、チャニング・テイタム、そしてハル・ベリーなど、アメリカの素晴らしい俳優たちが何人もキャストに加わりました。いわゆる「文化的な衝突」は、どのように描かれているんでしょうか?

タロン:今作での大きな楽しみは、マシュー・ヴォーンのもとに集合した才能ゆたかな俳優たちを堪能できることをべつにすれば、アメリカの姉妹組織が登場することと、それによって新たな世界をまた探検できることなんだ。また新しいプレゼントを開けられるんだ、みたいな。

コリン:うむ。そして、社会的な階級の典型やその違いからくる文化的な衝突はすでに前作で描かれているので、それについてさらに描いても、あまり新鮮みはない。覚えているだろうか、前回の『キングスマン』で、ハリーは(上流階級がもつ)時代遅れの価値観やスノビッシュさに不満を抱いていた。ハリーだけは、エグジーのような出自であっても、まったく問題なく紳士になれると固く信じていた。だが、そうした話はもう前回やってしまったからね。まあ、いわゆる「ステレオタイプ」を使った遊びというか表現だったわけだが、ステレオタイプだからといって、そこに真実がないわけではない。わたしが思うに、ひとは互いの間に文化的な差があることを自覚している場合、その差を強調しようとさらにそれらしくふるまうことが多い。前作には、そうした部分が多分にあったのではないかと思う。

タロン:えっ、じゃあ、ほとんどのイギリス人男性はピンストライプ・スーツを着てないってわけ?! (*ジョークを飛ばすタロくんですw)

コリン:うむ。ピンストライプのスーツを着て、傘を携えている、なんてことはないねえ。そしてほとんどのアメリカ人は、カウボーイ・ハットを被っていないし、投げ縄を振りまわしたりもしない。コミカルな演出のために強調されているにすぎないわけだが、現実にまったくないかといえば、そんなこともない。

インタビュアー:現在の世界情勢を踏まえての、批評的な部分もあるのでしょうか?

タロン:んー、確かに『キングスマン』はクレバーに作られているし、斬新な作品だと思うけれど、あくまでもエンターテイメントだから、すごく大雑把にざっくり描いているところも多いんだ。おれ、世界情勢についてなにか仰々しい感じでコメントするのは苦手なんだけど……ほら、しょっちゅう変わるしね。でも、そうしたことを踏まえた上で、やっぱりそこには何らかのメッセージが込められていると思うよ。

コリン:そのとおり。観客が、直感的になにかを感じとってくれることを願っているよ。出身の差で、表面的にはまったく違うように見えた相手と、最終的には肩を並べて共闘するかもしれない。互いの違いなどより、共通する大切なものがそこにはあるのだね。

インタビュアー:おふたりには、なぜこんなにも素晴らしいケミストリーがあるんでしょう?

タロン:どういうわけか、とにかく気があって楽しい、っていう相手っているんだよね。もう、スクリーンにもその雰囲気が反映されるぐらい、楽しくじゃれあったりできるっていう。

コリン:タロンは、わたしをからかうことを恐れないからね。

タロン:うん、もちろん逆もしかりだしね。それに、おれたちふたりとも物事に対して、99%ぐらい本能的におなじ反応をするんだよ。もうね、コリンになにか言うまえから、彼がそれにどういう反応をするのかがわかるもん。

コリン:誰のことを話しているのかわからないように、気をつけて話そうと思うんだが、コミコンの帰りの飛行機でのことを覚えているかね?

タロン:あー、あれね!(笑)

コリン:わたしは映画を見ていたんだが、とある俳優の演技のひどさに驚きを隠せなくてね。それを貶していたわけではないんだけれども、その俳優の役へのアプローチの仕方にはもう、開いた口が塞がらなかったのだよ。

タロン:おれ、そのときあなたの後ろに座ってたんだよね。んで、あなたがイヤホンを取って、信じられない、みたいな顔でおれを見たとき、おれもう息ができなかったんだよね、大笑いしすぎて。

コリン:つまり、そういうことだよ。わたしたちは、好みやセンスがおなじなんだ。

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なんていうか……雑誌を使ってふたりで惚気ました♡ みたいな記事ですな…!!
タロくんがコリンさん好きすき大好き✨ダダ洩れなのはいつも通りといえばそうなんですがw コリンさんがここまでタロくんとの仲よし度合いを言葉にしているのは初め……いや、そんなことはないですね! ふたりの完全な内輪話をこうしてしてくれるのは珍しいですが、タロくんのことをすごく可愛がっているのは、その言葉や表情にいつも表れてましたもんね😊💕

前作の分析や、メッセージ性などでの意見もばっちり合っていて、本当に息ぴったりのコリンさんとタロくん。これから、KMGCのプロモも本格化していくんだろうと思うんですが、インタビューなどを見るのが楽しみです〜💕 (このインタビューも動画が見たかったです!! 贅沢なのはわかってるんですけれども……いつか見せてくれないでしょうか、EW様!!)

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